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亜太水族運営センター
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設立目標
台湾グリーン・バイオパーク「亜太水族運営センター」は、馬英九総統の掲げる「六大農業施政」の中の「台湾をアジア太平洋地区における水産種苗センターとし、観賞魚類を新しい主力輸出産業とする」という政策に基づいてその設置が定められました。この、世界で初となる、研究開発、養殖、検疫、放送、輸出、販売を一貫してい行う大規模な水族養殖販売基地は、台湾でも一流の水産養殖技術と、周辺の衛星養殖場をチェーンサプライとしてもっており、将来主要な市場となるであろう中国大陸に向けて、経済価値の高い観賞魚と水産種苗を開発、養殖、販売することで、台湾を世界の水産養殖技術産業の中心とすることでしょう。
成り立ち
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本案を有効に進めるため、農業省会は2008年から幾度にわたり産業座談会や補導会議を開催したほか、観賞魚、水産種苗業者の訪問や、タイ・シンガポールなどを訪れ、東南アジアにおける観賞魚、水産種苗市場の現状を理解し、国際状況と台湾企業の需要を正確に把握したうえで、行政院農業委員会における討論・評価会議を経て2008年12月29日に行政院経済建設委員会に審議を付与しました。
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行政院経済建設委員会は、2009年2月と4月に2回の計画審査会議を開催し、また財政部、経済部、公共工程委員会および行政院主計処などの関連部門の担当者とともに台湾グリーン・バイオパーク建設予定地を視察した後、2009年8月2日に審査を可決、行政院に結果を伝えました。
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台湾グリーン・バイオパークにより建築家を公募し、細部におよぶ計画を詰めた後、2011年1月8日に馬英九総統による地鎮祭が行われました。2012年12月に使用が開始される予定です。
企画内容
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「亜太水族運営センター」は研究開発物流区と製品販売運営区の2つのブロックを含む、総面積5.5ヘクタールの運営センターで、総予算は11億9000万元です。
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研究開発物流区は、面積1.8ヘクタール、建築総面積4600坪のSRC構造の地下一階、地上四階の建築物と土地からなり、物流センター、輸出入税関、検疫処、養殖研究基地が設置されており、各々物流業者、税関職員、検疫所職員、研究開発人員が駐在し、通関、検疫、研究開発などに関する全般的なサービスを提供することになっています。
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製品販売運営区は広さ3.7ヘクタールの土地の中に、18の水族専門工場(10箇所は230坪の建築物と200坪の土地、8箇所は80坪の建築物)および4箇所の工場建設用地(各々0.33ヘクタール)を設け、20以上の入居企業を迎え入れることができます。
予期効果
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観賞魚および水産種苗の世界市場は300億米ドルを超えると言われる發展性と付加価値に富んだ、技術密集度が高く、生態環境への影響が低い産業で、台湾経済の発展に欠かせない産業の一つです。
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台湾グリーン・バイオパーク「亜太水族運営センター」は2012年12月の使用開始後、20を超える水産養殖関連企業と、300を超える水産養殖の専門家が入居し、5年以内に20億元を超える輸出と、50億元を超える関連利益を生み出し、台湾を世界の水産養殖の中心とすることでしょう。